モンテカルロ法はベット術の中でも難しいことで知られています。
効果そのものよりも、難しさばかりが先行して話題となってしまっていることから、イメージだけで敬遠しているプレイヤーも多いのではないでしょうか。
では果たして本当にモンテカルロ法は難しいのか。
紐解いて見てみるとしましょう。
確かにモンテカルロ法の規則性は難しい
モンテカルロ法はまずは好きな数字を3つ選びます。
これは完全にランダムですが、大きな利益を狙いたいのであれば大きな数字を、リスクを抑えたいのであれば小さな数字を選びましょう。
一例として「1、2、3」と選んだとすると、この数字の両端の「1と3」を足した数字、「4」が次のゲームのベット額となります。
そして勝利した場合には、両端の数字を消すのですが、負けた場合には賭けた額、「4」を右端に加えます。
この時点で数字は「1、2、3、4」となっているかと思いますが、次のゲームでは両端、つまり「1と4」を足した「5」が次のゲームのベット額です。
負けた場合、先と同じように「5」を右端に加えるので残された数字は「1、2、3、4、5」となります。
逆に勝利すれば両端の「1と4」を消すので残りは「2と3」になります。
自動的に次のゲームではこの2つを足した「5」をベットします。
しかし負けた場合、5を数字に加えるので残された数字は「2、3、5」となります。
この例からも分かるように、モンテカルロ法は勝利と敗北を繰り返せば繰り返すほど、不規則性が高まり、数字の羅列が複雑なものになっていくのです。
そしてモンテカルロ法は残りの数字がなくなるか、あるいは1つだけになるまで行われます。
すぐに数字を消化して終われば良いのですが、勝ったり負けたりを繰り返していくと、これらの数字の配列を頭の中だけで把握するのはハードルが高いことが分かります。
モンテカルロ法は長期戦になればなるほど難しくなる
ギャンブルの勝敗は運です。
特にオンラインカジノの場合、公平性は第三者が監査しているところもあるなど勝敗はより運の要素が強いです。
つまり、モンテカルロ法を実践した際、長期戦になる可能性も多いにあります。
勝ったり負けたりを繰り返せば繰り返すほど、消す数字・加える数字が増えるモンテカルロ法。
複雑な法則性は、オンラインカジノの初心者のみならず、上級者でさえ敬遠傾向にあるのも頷けるのではないでしょうか。
両端を消したり、数字を加えたり。
これらを頭の中だけで展開するとなれば、なかなか簡単なものではないでしょう。
モンテカルロ法は難しいベット術ではない
数字を消したり加えたりを、ゲームを実践しながら行うのです。
決して簡単なものではないことが分かるかと思いますが、実はモンテカルロ法を簡単に実践するポイントがあります。
それは、メモを取ることです。
モンテカルロ法の数式をメモすることは、決して禁止されていません。
ましてやオンラインカジノであれば、自分の手元を他のプレイヤー、あるいはディーラーやバンカーに見られることはありません。
これまでモンテカルロ法は難しいものだと説明してきたのですが、それらはあくまでも自分の頭の中だけで組み立てることが前提でした。
しかし、メモを取れば良いだけです。
あるいはモンテカルロ法のためのアプリもありますので、これらを活用すれば、モンテカルロ法は決して難しいだけのベット術ではないことに気付かされるのではないでしょうか。
モンテカルロ法で大切なのは確実性
モンテカルロ法で大切なこと。
それは頭の中だけで組み立てることではなく、確実にモンテカルロ法の法則を遂行することです。
数字を忘れてしまい、適当な数字を加えたり計算したりでは、仮に1セット終了したとしても、利益になっていない可能性もあります。
モンテカルロ法は、開発者が試行錯誤を経て生み出したものですが、何より大切なのはプレイヤーの直感ではなく、モンテカルロ法の法則を遵守することです。
裏を返せば、プレイヤーの直感など必要ありません。
モンテカルロ法を正しく実践し、数字を消すことで自らには利益となって返ってくる。
それがモンテカルロ法なので、どれだけベットするのか、自分で決めるのが面倒という人にとって、モンテカルロ法はむしろ魅力的なベット術だと考えることもできます。
複雑な法則性であることは間違いありませんが、複雑であるがゆえに、完成度の高いベット術だと考えてよいでしょう。
モンテカルロ法は法則の順守が大切
モンテカルロ法は法則を遵守し、数字を消しさえすればプレイヤーに利益をもたらしてくれるものです。
メモ、あるいはモンテカルロ法のためのアプリを活用すれば、法則の順守は決して難しいものではありません。
それらを踏まえると、モンテカルロ法はむしろ初心者にこそおすすめできるベット術だと考えることもできます。
プレイヤーの意思ではなく、規則性を守って数字を消しさえすれば利益になるのです。
そこにはプレイヤーの経験、腕、直感など必要ないのです。